日本で低用量ピルが認可

海外発祥のピルは、女性が自分の意思で避妊をすることのできる画期的な医薬品で、望まない妊娠を回避したり、自分で妊娠のタイミングを決めることが出来ると、社会進出を望む女性にはとても心強い薬ですが、やはりホルモン剤ということから、がんなどを引き起こす危険性があったり、服用していると体重が増加したり吐き気や頭痛を伴ったりと、何かと問題の多い薬でもありました。
しかし医学の進歩とともに低用量ピルが開発され、こういった様々な問題がクリアとなり、今では我が国日本の医療機関で処方されているピルも、ほとんどがこの低用量ピルになっています。
それでもやはり女性たちの体質によって、ブツブツと湿疹のようなものができてしまったり、むくみやすくなってしまったり、薬の種類によっては合う合わないがあるので、そういったトラブルが起きた場合は、受診しているクリニックで相談し、違うピルと変えてもらうようにしましょう。
最近では、どの婦人科でも、数種類のピルを取り扱っており、体質の変化を見ながら患者さんにぴったりのピルを見つけ出してくれるので、ストレスを感じながら服用する必要はありません。
またピルは毎日三週間決まった時間に服用し、一週間はお休みするのが原則ですが、同じ種類のピルでも、忘れやすい人のために、三週間飲み終わった後の一週間、まったくなにも含まれない偽薬を飲むようになっているタイプのものもあり、その患者さんの性格に合ったものを選択するということも可能です。
この低用量ピルは、避妊薬として処方される以外にも、閉経前後の約十年間悩まされるという更年期障害の治療にも使われたり、月経多量症のように、経血が多く生理痛がひどい方の治療に使ったり、生理周期が安定せず乱れやすい女性の周期改善にも使用されます。
また、最近大人の女性たちが悩まされているニキビ治療にも用いられることが多くなっており、過剰になってしまった男性ホルモンの分泌を抑え、少なくなった女性ホルモンを補うことができるので、皮脂分泌が正常になりニキビが短期間で治るなど、美肌治療として用いられることもあるようです。
低用量ピルならば、副作用もほとんど見られずに女性ホルモンを補うことができるので、ホルモンバランスを整える作用があり、結果として美肌効果が非常に高まるといわれており、若かりし日のようなハリのあるつややかな素肌が取り戻せるなど、女性たちの抱える様々な悩みの改善に用いられている優れた薬といえます。

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